CTO顧問サービスの料金プランについて
当社では、企業のDX推進やシステム開発を支援するCTO顧問サービスを、企業の規模と希望される対応内容を目安に4つの料金プランでご提供しています。
実際のプロジェクト内容や緊急度、サポート範囲などに応じて柔軟に対応できるのが大きな特徴です。
このページでは、CTO顧問を必要とされる皆様に、料金プランの妥当性、考え方をお伝えします。
目次
- 最も選ばれている「月額60万円プラン」
- なぜこのプランが選ばれるのか
- 正社員CTO採用よりもリスクとコストを抑えられる
- 具体的なコストメリットの例
→ ミューレション・比較表 - 複数のプロがグループで対応する安心感
→ チーム対応のメリット - その他の料金プラン(30万円・120万円〜)
- 顧問料に含まれる主なサポート内容
- 開発作業は別途お見積もりになる理由
→ なぜ顧問料に含まれない? - お問い合わせ・ご相談はこちら
まずは無料で問診・面談を実施し、御社に最適なプランをご提案します
御社のご希望・規模などにより、以下の予算感となります。
お薦めプラン | エコノミープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|---|---|
月額料金(税別) | 10万円〜 | 30万円 | 60万円 | |
プランの基準となる 従業員数・要望内容 | 少人数でDXを進めたい まずは低コストで 専門家に相談したい 中小企業 | 30名未満 | 30〜100名未満 | 100名以上 |
定例ミーティング | 月1回 (オンライン) 1〜2時間程度 | 月1回以上 (オンライン・対面) プランにより変動 | ||
サポート対応 | メール(月2回まで) | 随時対応 (電話・メール・オンラインMTG) 回数制限無し | ||
資料作成・調査 | なし (口頭アドバイスのみ) | 簡易な調査・資料作成 | 必要に応じた詳細資料作成・調査 | |
ITツール・導入支援 | リサーチとアドバイス | リサーチ・詳細な選定アドバイス | リサーチ・選定・導入・ 運用サポート・詳細なIT戦略・ DXロードマップ策定、 これらの説明/ご相談と進行支援 | |
DXプロジェクト支援 | なし | 最適なプランへの移行サポート | 要件定義~実行・運用フェーズ これに類する御社のための伴走支援 | |
技術者サポート | なし | 簡易的 | SE・アシスタントによる 調査・資料作成 | |
ベンダー会議立ち会い | なし | なし | あり (ベンダーコントロール応相談) |
最も選ばれている「月額60万円プラン」
多くの企業様からご利用いただいているのが、月額60万円のプランです。
正社員CTOを雇うほどのコスト負担をかけずに、本格的なDX推進やシステム開発のマネジメントを外部顧問として任せられるのがメリットとなります。
具体的な打ち合わせ頻度やサポート内容は、プロジェクトの規模・緊急度、相談内容などにより柔軟に変動します。
ミーティングの準備や課題解決にあたっては、情報収集や分析、アシスタントスタッフの稼働も含めて行いますので、経営者や担当者の方がコア業務に集中できる体制を整えられるのが大きな魅力です。
「月60万円」と聞くと高い印象があるかもしれませんが、正社員CTOの年収や社会保険料、離職リスクなどを考慮すると、むしろ適正コストだと実感いただけるはずです。
なぜこのプランが選ばれるのか
社員としてフルタイムで雇用するほどの負担をかけずに、“要点だけ”を押さえたアドバイスや開発マネジメントを享受できるのが大きな魅力です。
また、顧問契約なら必要なときに必要な専門性を外部から導入でき、離職リスクも低いため、より柔軟で効率的な形でDXやIT戦略を進められます
- フルタイム雇用のような採用リスクや離職リスクがない
- 社会保険料福利厚生費が不要 (外注費扱い)
- 仕入税額控除など経費として計上できる税務面のメリット
- 柔軟な契約期間でプロジェクトの状況に合わせやすい
正社員CTO採用よりもリスクとコストを抑えられる
参考までに、正社員のCTOを採用した場合の大まかなコストを挙げると、年収1,200万〜2,000万円+社会保険料、さらに採用エージェント費用なども加わり、年間1,800万円以上になることもあります。
しかも、退職リスク・再採用リスクが常につきまとう点も否めません。
一方で、顧問契約なら必要なときに必要な専門性を外部から導入でき、離職リスクも低いため、より柔軟で効率的な形でDXやIT戦略を進められます。
具体的なコストメリットの例
CTO顧問(月額60万円)と、正社員CTO(年収1,500万円 / 2,500万円想定)、
さらに大手コンサル(年額3,000万円想定)を比較すると、下記のような費用差が生じます。
実際の金額は企業や契約条件によって変動しますが、CTO顧問を導入することで大幅なコスト削減が期待できます。
項目 | CTO顧問 (月額60万円) | 正社員CTO (年収1,500万円想定) | 正社員CTO (年収2,000万円想定) | 大手コンサル (月額250万円想定) |
---|---|---|---|---|
年収 / 基本報酬 | ― | 15,000,000円 | 20,000,000円 | ― |
社会保険料 (会社負担 約15%) | ― | 2,250,000円 | 3,000,000円 | ― |
採用コスト (年収の30%想定) | ― | 4,500,000円 | 6,000,000円 | ― |
月額費用 | 600,000円 | ― | ― | 2,500,000円 |
合計(1年間) | 60万円×12ヶ月 = 7,200,000円 | 15,000,000円 = 21,750,000円 | 20,000,000円 = 29,000,000円 | 250万円×12ヶ月 = 30,000,000円 |
差額(対1,500万CTO) | 約1,500万円コスト削減 | ― | ||
差額(対2,000万CTO) | 約2,200万円コスト削減 | ― | ||
差額(対大手コンサル) | 約2,300万円コスト削減 | ― |
※ 数値はあくまで一例であり、実際の費用は企業規模・契約内容・人材市場などにより増減します。
正社員CTOの場合は退職リスクや再採用コスト、
大手コンサルの場合はプロジェクト範囲や人員数によって大きく金額が変わる点にご注意ください
また、正社員CTOについては、外部から新たに役員として組織に迎える場合も多いと考えられます。このリスクも検討が必要かもしれません。
それらを踏まえて、CTO顧問は柔軟かつ低リスクで大きなコスト削減を見込める選択肢となります。
DXコンサルタント、システムエンジニア、プログラマー、アシスタントなど、必要なスキルを揃えたチーム体制を構築しているため、さまざまな課題に柔軟に対応可能です。一人の正社員または役員のCTOを迎えるより、安心を感じていただけると思います。
チーム対応のメリット
- 問題に対して 多角的な視点 でアプローチ
- 特定の担当者が不在でも フォロー体制 が整っている
- 経験や知見の共有 が進んでいるため、スピーディーに解決策を提案
その他の料金プラン(30万円・120万円〜)
月額120万円〜プラン:従業員数100名以上、年商10億円以上の企業様など、プロジェクトの規模が大きく、高度なシステム開発やDX施策を並行して進める場合には、120万円〜のプランをご案内しています。
具体的な費用は、プロジェクト内容や期間に応じて変動しますので、詳細はお問い合わせください。
いずれのプランも「目安」です
上記の従業員数や年商規模は、あくまで一つの目安となります。
企業のビジネス特性や直近の課題、開発ロードマップなどに応じて
料金を微調整することも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
顧問料に含まれる主なサポート内容
当社のCTO顧問サービスでは、戦略的なアドバイザリーを中心に、
企業のDX・IT課題を幅広くサポートします。以下は主な内容の一例です。
- 定例ミーティング
- 課題整理・アクションプランの検討
- 調査・分析・プラン提案・まとめ
- アクション実行!導入・開発チームとの連携・調整
- 中間報告・フィードバック
ミーティング回数やオンラインサポートの頻度は、各プランで大まかな目安がございますが、
実際にはプロジェクトの進捗や優先度に合わせて、随時調整しながら進めています。
例えば、分析・実行・運用など、DX支援の各フェーズによって稼働のピークやボトムが生じます。たとえば、要件定義やシステム導入時は調査・検討作業が集中し、その後の安定稼働フェーズでは監視や軽微な調整が中心となります。どのプランでもこうした“山”と“谷”を見据えながら、長期的に最適な支援をご提供いたします。
開発作業は別途お見積もりになる理由
月額60万円の顧問料は、アドバイザリー業務や進行管理が中心です。
実際のプログラミングや大規模なマクロ開発、大量のドキュメント作成など、多数の工数が必要な場合は別途お見積もり となります。事前にご相談させていただきます。
なぜ顧問料に含まれない?
大規模開発は専用工数が必要
システム開発や運用保守には、エンジニアが長期間専従するケースが多いです。
フルタイムのCTOを直接雇用した場合も、システム開発や運用保守に時間を奪われ、同じだけのリソース(費用)が結局はかかります。
CTO顧問チームは複数社を支援しているため、特定企業のプロジェクトだけにフルコミットすると、他社へのサポートがおろそかになる懸念があります。
そこで、フェアかつ透明性を保つため、開発契約は別途行う仕組みです。
「小さなな改修や簡易ツール作成」は顧問料に含まれるケースも
数時間~数日レベルで完結する小規模な修正なら、顧問料の範囲内で対応できる場合もあります。
詳細は都度ご相談ください。
必ず皆様とのコンセンサスを得た上ですすめて参ります。
以上のプラン・サポート内容はあくまでも目安であり、
実際の課題やご要望に合わせて最適なプランをご提案いたします。
「自社でどこまで進んでいるのか分からない」「具体的に何を依頼していいのか迷っている」
という方も、お気軽にご相談ください。