会議の音声を、クラウドに送らない。 Macの中で文字起こし・要約・翻訳するAI議事録アプリ「Otonota」配信開始
~社外秘の打ち合わせも、通信できない会議室でも。録音ボタンを押すだけで要約・翻訳が進み、大画面に映して共有も(Pro版)~
SIA株式会社は、会議や打ち合わせの声をその場で文字・要約・翻訳にするmacOSアプリケーション「Otonota(オトノタ)」を、2026年10月1日よりMac App Storeで配信開始しました。 基本機能は無料で、時間や回数の制限なくお使いいただけます。プレゼンテーションモード、音声ファイル・動画ファイルの取り込み、時刻つきの書き出しなど、会議の仕事に組み込むための機能は、Pro版(7,800円・買い切り)で提供します。
会議の録音や文字起こしのアプリは数多くありますが、「Otonota」の大きな特長は2つです。
①音声をクラウドに出さず、Macの中だけで処理できること (初期設定。社外秘の打ち合わせも安心して記録でき、客先や機内など通信が使えない場所でも動きます)
②要約と翻訳だけを別ウインドウに切り出し、会議室のディスプレイやプロジェクタなど別の画面に映しながら会議を進められること(Pro版のみ)
メモを取る道具にとどまらず、その場にいる全員の理解をそろえる道具を目指しました。
■「会議のあとで議事録」では遅い。でも、会議の音声はクラウドに預けられない。
外国語の会議で、相手の発言を理解するのが精いっぱい。人事の面談や取引先との交渉、社外秘の打ち合わせの音声は、クラウドに預けられない。客先や会議室のネットワークは不安定で、そもそも使えないこともある。
それでも多くのAI議事録は、音声をクラウドに送って処理する仕組みで、アカウント登録や会議へのBot参加が前提です。
「Otonota」は、文字起こしも要約も翻訳も、初期設定ではMacの中だけで処理します。
音声も、そこから作った文字や要約も、Macの外には出ません。情報の持ち出しに厳しい会社や機密性の高い会議でも使いやすく、通信のない場所でも同じように動きます。
さらにPro版では、要約と翻訳を別の画面に映せるので、「いま何が話されているか」を会議の場で共有できます。

■「Otonota」の機能・特徴
【無料版でできること】
1.音声をクラウドに出さない。ネットがなくても動く
Appleの音声認識とApple Intelligence、あるいはMacの中で動くWhisperKitやMLXのモデルが処理を引き受けます。社外秘の会議、取材、面談や個別相談の記録のように、音声をクラウドに出せない場面でも安心してお使いいただけます。
2.話しているそばから、要約・翻訳が育つ
画面の左には確定した発言が時刻付きで積み上がり、右では数行ごとに要約が更新されます。
「短い要約」「話し言葉でまとめ」「キーワード」「翻訳」の4つのモードと、出力言語を選べます。英語の会議を日本語の要約で追う、といった使い方もできます。
3.録音ボタンを押すだけ。難しい設定は不要
アプリを開いて録音ボタンを押せば、文字起こしと要約が始まります。Otonotaは起動時にMacのチップとメモリを見て、無理のないエンジンと設定を最初から選んでおきます。メモリ8GBのMacBook Airでも動作します。
4.オンラインの相手の声も、そのまま文字に
録音元はマイク、システム音声、その両方から選べます。Zoom・Google Meetなどのオンライン会議の相手の声も自分の声も、1本の記録になります。
5.22言語に対応。言葉の壁を要約で越える
画面表示と要約・翻訳は22言語に対応しています。
製品名や人名などの固有名詞は用語集に登録しておけば、文字起こしと要約の両方に反映されます。
6. もしものときも、記録は残る 録音と文字は数秒ごとにディスクへ書き込んでいるので、途中でアプリが終了しても、それまでの記録は残ります。次に開いたときに、同じセッションで録音を再開できます。
【Pro版で広がること(7,800円・買い切り)】
録って、文字にして、要約する。ひとりで記録するところまでは無料版で完結します。Pro版は、その記録を「会議の場で見せる」「仕事に組み込む」ための機能を加えます。サブスクリプションではなく、一度の購入でずっとお使いいただけます。
7.要約と翻訳だけを、別の画面に映す「プレゼンテーションモード」
要約・翻訳を別ウインドウに切り出し、ディスプレイ、プロジェクタ、画面共有に映せます。
文字起こし本文は映らないので、言い淀みや聞き間違いが大写しになりません。
例:英語話者の取引先に日本語の発言を英訳で見せる。外国語の講演を日本語で投影する。
8.要約を2本同時に。日本語の要約と英訳を並べて表示
要約の列を2本に増やし、それぞれにモードと出力言語を選べます。片方で日本語の要約を追いながら、もう片方に英訳を流しておけます。
9.音声ファイル・動画ファイルも、同じ流れで文字に
ボイスメモ、Zoomのクラウド録画、講演の動画などをドラッグ&ドロップするだけで、録音と同じ流れで文字起こしと要約がされます。
10.時刻つきで書き出して、仕事に組み込む
録音開始からの経過時刻つきのJSON/CSV/SRT(字幕)で書き出せます。複数のセッションをまとめて書き出すこともできます。
11.より大きなモデルも、クラウドのAIも選べる
Macの中で動く、より大きな文字起こし・要約のモデルを選べます。音声をMacの外に出さないまま、精度を上げられます。
クラウドのAI(OpenAI/Google/Anthropic)も、ご自身のAPIキーを登録し、明示的に切り替えたときだけ使えます。
<ご利用にあたっての注意点>
自動で作成した文字起こし・要約には、聞き間違いや要約の誤りが含まれることがあります。
重要な内容は、録音した音声と照らし合わせてご確認ください。
また、文字起こしにApple Speechを選び、その言語のオンデバイス認識がお使いのMacで利用できない場合は、macOSの標準機能として音声がAppleのサーバーで認識されることがあります。
また、会議を録音する際は、参加者の同意を得るなど、所属先の規程や法令に沿ってご利用ください。
■製品概要
製品名 :Otonota(オトノタ)
対応OS :macOS 26 以降
対応Mac :Apple シリコン搭載のMac(M1以降)
価格 :無料(時間・回数の制限なし)
Pro版:7,800円(税込)/US$49.99(税別) 買い切り・App内課金
対応言語 :画面表示・要約・翻訳:22言語
文字起こし:Mac純正エンジン 10言語/WhisperKit 22言語
取り込み形式 :m4a/mp3/wav/mov/mp4 ほか主要な音声・動画形式(Pro版)
配布形式 :Mac App Store
App Store :https://apps.apple.com/jp/app/otonota/id6787999504
製品サイト :https://www.otonota.com
■ご活用場面
「Otonota」は、話を聞くことに集中したい、次のような方を主な対象としています。
- 会議や商談の多いビジネスパーソン:議事メモに追われず、議論そのものに参加したい
- 記者・ライター・研究者:取材やインタビューの記録を、音声を外に出さずに残したい
- 個別面談実施者:相談や面談の記録を、クラウドに預けずに作りたい
- 学生・セミナーの受講者:講義や講演の要点を、その場で整理しながら聞きたい
- 多言語で働くチーム:英語の会議を日本語で、日本語の会議を英語で理解したい
- 外国語話者との商談や来客対応者:通訳を手配しにくい場面で、翻訳を画面に映す
- ネットワーク制限のある現場:工場、病院、官公庁などセキュリティ要件の厳しい客先での利用