スマホアプリ の開発後にかかる 運用費用 は?

はじめて スマホアプリ 開発をされる方にとっては
開発費がどれくらいかかるか気になって、調べたり開発会社に相談される方も多いかと思います。
一方で、開発が完了し、公開後にも費用がかかることをご存じないまま、あるいは十分に調査されないまま、 スマホアプリ 開発を検討される方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では スマホアプリ 公開後、どのようなところで費用が発生するかについて解説します。

 

1. スマホアプリ 公開後に必要な費用とは?

 

・サーバー費用

・OSアップデートの対応費用

・保守対応費用

・機能追加費用

・SSL証明書費用

・販促費用

 

2.まとめ

1. スマホアプリ 公開後に必要な費用とは?

 スマホアプリ の開発には開発費だけでなく、リリース後にアプリを改善・修正し、
よりよいアプリに改良していくための運用費用が必要です。
そのため、 スマホアプリ 開発には、開発時だけでなく、運用・保守に費用がかかります。

運用費用に一定の予算を投じることで、継続的、安定的な スマホアプリ 運用を行えます。
 スマホアプリ 開発後に必要な費用の具体的項目とは、以下の表の通りです。

 

 サーバー 費用

 スマホアプリ ではインターネットを経由して情報の送受信を行うため、
多くのアプリでは サーバー が必要になります。
このとき、 サーバー 料金を安く抑えるために少ないデータ量で契約すると、 スマホアプリ へのアクセス数が増加した際に、 サーバー への負担が大きくなり通信エラーが発生する恐れがあります。

 サーバー 代は基本的に規模(ユーザー数)に応じて値段が上がるケースが多く、
小規模な スマホアプリ であればあまり大きな金額にはなりません。
しかしユーザー数が順調に増加した場合には、 スマホアプリ の増強を判断し サーバー 代金を引き上げることで対処することも大切といえます。
ユーザーが画像・動画コンテンツを投稿、閲覧するような機能を備えた スマホアプリ では、
 サーバー への負荷が大きくなり、想像以上に サーバー 代がかさむこともあります。

また、一時的に利用者数が急増するケースもあります。
急増する例としては、SNSやTV・雑誌などで話題になり、 アプリ への注目度が高まり、
多くのユーザーがサイトやアプリへアクセスした場合などです。
どのタイミングでどのような サーバー にすべきか、開発段階で開発会社に確認するのが良いでしょう。

また、大規模な広告キャンペーン(プッシュ配信と連動)を始めた場合や、
メディアに取り上げられたときなどに増強が求められるのは Webサイト と同じです。
特に EC や有料会員制などのアプリは Web サイト以上に売上に影響しやすいので、
 サーバー のダウンには気をつけたいところです。
 サーバー ダウンの頻度が高いと アプリ や会社の信頼性を損ねるため、余裕のあるものを選びましょう。
 サーバー を自社で構築した場合、 サーバー の維持費用は毎月発生しますので、 アプリ の設計段階で、およその額を事前に把握しておくことも重要です。

 

OS アップデート の対応費用

スマホを利用していると
「 OS の アップデート が必要です」
といったメッセージをご覧になったことのある方も多いと思います。

 スマホアプリ と同様、スマートフォンの OS 自体も、より便利になるように
Apple 社と Google 社によって定期的に更新されており、
それを通知し、更新を促すためにこのようなメッセージは表示されます。

スマホに OS の アップデート が実行されることにより、
これまで問題なく使用できていた スマホアプリ に不具合が発生したり、
アプリ内動作がうまく機能しなかったりといった、予期せぬトラブルが発生することがあります。
OS の アップデート によって不具合が起きた場合は、ユーザーの多くが影響を受けてしまうため、
 OS の アップデート があったら素早く対処することが求められます。

反対に アップデート への対応を怠ればユーザーの不信感は募り、 アプリ 利用の停止や顧客満足度の低下につながります。
基本的には、 iOS 、 Android ともに年に1回程度、大きな アップデート があります。
つまり、アプリ事業を行う際の運用においては「年に1回程度の OS アップデート 対応」は想定しておきましょう。

スマホアプリ の開発後にかかる 運用費用 は?

 保守 対応費用

 スマホアプリ をリリース後にトラブルが発生したり、不具合が見つかったりした場合には、
それに対する対策も必要です。
 スマホアプリ 開発の過程で実施する数々のテストにおいて、
その時点では問題が発生しない場合でも、アプリをリリースしたあとに初めて不具合や機能の改善点が発見されるケースは多く存在します。
特に Android はメーカー数、端末数も多いため、その傾向は大きくなります。
トラブル発覚後も対応を怠ると、次第にユーザーからの信頼度が損なわれる恐れもあるため、
トラブル発覚時には早急も措置しましょう。

不具合を一度にすべて修正できない場合もあります。
そうであってもトラブルが発生時にはすみやかに対応にあたり、
復旧できる体制を開発時点で整えておくことが重要です。
そうすることで実際にトラブルが発生したときにも迅速に対応できます。
 保守 対応を依頼するとき、開発を依頼した開発会社にそのまま依頼することが一般的です。
 保守 はアプリ開発した会社とはとは別のところへ依頼することが分かっている場合は、
あらかじめ開発会社にそのことを伝えておき理解を得て、
仕様などの情報の引き継ぎができるような開発資料を揃えておくことが望ましいです。

機能追加費用

 スマホアプリ のリリース後、ユーザーの利便性向上や競合対策上など、その時々の状況にあわせ必要な機能を追加していきます。
機能追加を行う際にはユーザーからの声をもとにニーズを把握したうえで、
需要に見合った改善作業を継続的に行いましょう。

最初から完璧な スマホアプリ を目指すより、リリース後に何度も修正を加えながら、
より良いアプリに仕上げていくという開発手法が主流です。
ユーザーの声に耳を傾けながら、アプリケーションの機能追加や仕様変更を繰り返し行っていくことが重要です。

 

 SSL証明書 費用

 SSL証明書 とは、アプリの通信を暗号化する技術である
「SSL(Secure Sockets Layer)」
が導入されていることを示す証明書です。
 SSL証明書 を発行するのにかかる費用は、5万円~10万円程度が相場価格です。

 SSL導入 のメリットとして
「個人情報漏洩を防止する」
「なりすましやフィッシング詐欺を防止する」
「情報の改ざんを阻止する」
といったことが挙げられます。

 スマホアプリ を通じて、クレジットカード情報や住所といった重要な個人情報をやり取りする際でも、SSLが機能することでなりすましや詐欺に遭うリスクを下げられます。
また、悪意のある人がWebサービス内の情報を書き換えようとしても、
SSLを導入していれば元情報が把握できないため情報を改ざんできません。
ユーザーやサイト閲覧者に対して、 SSL証明書 を発行することで
「このサイトは安全性が高い」
というアピールとなり、利用者に安心感を与えられます。

企業向けに SSL証明書 が発行される場合には、登記簿謄本などを用いて本格的な審査が行われます。
そして認証局に
「どの企業が該当のアプリ・サイトを運営しているか」を登録し
審査に通過することで、 SSLサーバー証明書 を取得できます。

 

販促費用

一般のビジネスと同様、 スマホアプリ 自体を収益化したり、
アプリを使って本業の収益を拡大したりするためには一定規模のアクティブユーザー数が必要で、
そのためには認知拡大、興味付けのための施策がかかります。

作ったけどダウンロードすらされない、と言うことのないよう、
チラシやネット広告、SNS、店員や接客員の声掛けなど、
設計段階から具体的な施策を検討し、必要な予算を確保しておくことが重要です。
開発費用や保守費用とは別なのかもしれませんが、開発時点で確保しておきましょう。

 

2.まとめ

この記事では スマホアプリ の 保守 にはどのような 費用 が発生するかについて解説しました。
 スマホアプリ のプロジェクトでは、特に開発前では
アプリを開発することだけに目が行ってしまいがちです。
しかし、それ以外の保守対応、プロモーションも鍵になるため、
トータルの費用の中で軽視せず、見積もっておきましょう。

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リリース時の申請サポートや、リリース後の 運用 保守のご相談も承っております。
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