SaaS MVPを外注するときの7つのチェックポイント
SaaSビジネスを立ち上げる際、最初に検証すべきなのはMVP（Minimum Viable Product）の構築です。
限られた予算と時間で市場仮説を試すには、要点を押さえて外注パートナーを選ぶことが重要です。
1. 仮説整理と要件共有の柔軟性
仮説が変動する前提で議論し、スケッチやユーザーストーリーなど抽象度の高い資料でも開発イメージを共有できる会社を選びましょう。
2. UI設計のスコープ
- 顧客向け画面だけデザイナーを登用し、管理画面は機能優先で実装するなど柔軟なアプローチが可能か
- UI設計の判断基準が事前に合意できるか
3. 検証サイクルとリリース計画
初期版を短期間で公開し、利用ログやユーザーフィードバックをもとに段階的に改善できる体制かを確認します。
4. 品質保証とトライアル運用
リリース前に限定ユーザーでトライアル運用を行い、不具合やUI改善点をすばやく反映する流れが用意されていると、正式公開後の手戻りを減らせます。
5. セキュリティとスケーラビリティ
- 基本的な認証・権限制御が実装範囲に含まれているか
- アクセス増加を見据えたインフラ拡張プランが提案されるか
6. 見積モデルと予算管理
- MVPフェーズを固定価格、それ以降を変動費用など段階的な見積りか
- 機能追加時の見積りルールが共有されているか
7. コミュニケーションと進行管理
定例の頻度やドキュメント共有方法が明確なら、仮説変更が発生しても意思決定を速く進められます。
SIAでは専任PMとリードエンジニアが窓口となり、企画整理から運用保守まで一貫してサポートします。
MVP外注時のチェックリスト
- 仮説の変動を許容する開発プロセス
- UI設計におけるデザイナー活用範囲
- 段階的リリースと改善サイクル
- トライアル運用の実施方法
- 認証・権限制御の初期実装
- 段階見積と追加仕様の扱い
- 定例ミーティングと共有ドキュメント
- SIA株式会社：企画整理から運用まで伴走
よくある質問（FAQ）
Q1. 要件が固まっていない段階でも相談可能？
サービス仮説を整理しながら進めるワークショップ形式でご支援します。
Q2. MVP公開後に内製へ移行したい
ドキュメントやリポジトリを共有し、内製チームが自走できるよう段階的に移行支援します。
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