スマホアプリの開発はパソコンで行います。
開発に必要なツールをパソコンにインストールして使ったり
プログラミングをするためにも、パソコンは必須です。
この記事ではスマホのアプリ開発の際に必要なものついて解説します。
１． スマホアプリ の 開発 に必要なもの
２． Android アプリ 開発環境 の構築
・ Andorid アプリの開発用ツール
・ Andorido アプリの開発 言語
・ PCに求められるスペック
３．iPhoneアプリの開発環境
・iPhoneアプリの開発用ツール
・iPhoneアプリの開発 言語
・PCに求められるスペック
４．まとめ
１． スマホアプリ の 開発 に必要なもの
スマホアプリ を 開発 するときに、必要となるのが、
パソコンと開発用ツール、そして完成したアプリの動作検証用のスマホです。
Android と iOS 用アプリの 開発 で必要となる開発ツールと
そこで使用するプログラミング 言語 、求められるPCのスペックについてそれぞれ説明します。
２．Androidアプリ開発環境の構築
ここでは、 Android アプリの 開発環境 や開発 言語 、開発OSについて説明します。
Android アプリの開発用ツール
Android アプリを 開発 するときのツールとして最も推奨するのが、Android Studioです。
Android を 開発 したGoogleがリリースしたツールで、
Googleも Android アプリの 開発 ツールには Android Studio を推奨しています。
ただ、 Android Studio はGoogleが Android アプリ開発用に提供しているもののため、
iOSアプリを作ることはできません。
Android アプリの 開発 ツールは Android Studio 以外にもあります。
たとえば、ゲーム開発に特化したツールにUnity、クロスプラットフォーム開発ができる Xamarin 、
低負荷なアプリが作れる React Native などが代表的な開発ツールとして知られています。
それぞれ特徴が異なりますので、ニーズに合った開発ツールを選びましょう。
Andoroid の開発言語
Android アプリを 開発 する際に、一般的に使われてきた言語がJavaです。
Javaは Android アプリに限らず、あらゆる開発用途で使用されている言語で、
どのOSでも動作する汎用性の高さ、ほかの言語に比べて処理速度が速い点に強みがあります。
最近、 Android アプリ開発で使用されることが多い 言語 が Kotlin です。
Javaを改良して作られた言語で、Javaより簡潔にコードを書くことができ、Javaよりも機能が豊富です。
さらに、Javaとの互換性がある点が特徴です。
2011年に登場した新しい 言語 ですが、2017年にGoogleから
Android アプリの 開発 言語 として公式認定して以降は
Android アプリを開発するのに使用される最もポピュラーな 言語 となっています。
PCに求められるスペック
Android アプリは、Windows、Mac、LinuxのOSで開発可能です。
Android アプリを開発することだけに限れば、
「WindowsかMacか」といったことよりも、
メモリ、CPU、HDDのスペックの方が重要です。
推奨CPUは、
Intel製のものであれば
第12世代のもの (Core i5-1240PやCore i7-1260P、Core i5-1235Uなど)、
AMD製であれば
第6世代（Ryzen 7 6800UやRyzen 5 6600U）
第5世代 (Ryzen 7 5700UやRyzen 5 5500U)です。
メモリは最低でも4GB以上、できれば8GB以上、HDDの空き容量は2GB以上、
実際の利用を考えれば10GB以上が必要となります。
本稿を執筆している2023年8月時点でWindowsマシンとして
このスペックであればそれほど高額ではありません。
スペックが低いパソコンでの開発は、作業に時間がかかりストレスがかかる上、
1年後にはさらにハイスペックなPCが求められる予想されます。
そのため、これからPCを購入するということであれば
ミドルレンジ以上のものを選ばれることをおすすめします。
３． iPhone アプリ 開発環境
次に、 iPhone アプリの 開発環境 、開発 言語 、開発OSについてお伝えします。
iPhone アプリの 開発 用ツール
どのOSを搭載したパソコンでも開発できる Android アプリと違い、
iPhone アプリを開発する際にはMacのパソコンが必須です。
iPhone アプリは、「 Xcode 」という開発ツールを使って開発することが一般的とされています。
Xcode は Apple が提供しており、 iPhone アプリを 開発 するために必要な機能が一通りそろったツールです。
Xcode は Mac でのみインストールや起動が可能なため、 Mac の使用が必須となるのです。
iPhoneアプリの 開発言語
Xcode で使用する言語は「 Swift 」というプログラミング 言語 です。
iPhone アプリの 開発 で、最も使われているプログラミング 言語 です。
Swift は Apple が 開発 した 言語 で、Apple製品の公式標準開発言語として指定されています。
習得難易度が低く、処理速度が非常に速いことが特徴です。
Swift が 開発 されるまで最もスタンダードだった 言語 が、Objevtive-C です。
Objevtive-C は歴史が長いため、豊富な 開発 実績や応用例がある点にメリットがあります。
ただし、 Swift や Objevtive-C が使用されるのは
Apple の macOSやiOS上で動作するアプリケーション 開発 のみです。
PCに求められるスペック
iPhone アプリの 開発環境 である Xcode が Mac のみで動作するため、
iPhone アプリを 開発 する場合は、基本的にはMacのパソコンが必要になります。
Windows でも Mac でも、開発できる Android アプリとはその点が異なります。
この Xcode は下記のスペック以上のPCで動作させることを推奨しています。
・CPU：Core i5 以上
・メモリ：8GB 以上
・ストレージ：256GB 以上 (SSD)
Xcode は iPhone アプリの 開発 に必要なあらゆる機能が搭載されていて
Apple もこの環境で iPhone アプリを 開発 することを推奨しています。
デスクトップ型であれば「 iMac 」、ノート型であれば「 Macbook 」をおすすめします。
とはいえ、 Mac は Windowsと比較してやや高額であるため、
Windows で 開発 したいという方もいるのではないでしょうか。
そのような方にはMicrosoftが提供する Xamarin （ザマリン）※1というツールもあります。
Windows 上に Mac の仮想環境を作ることで iOS アプリが開発可能となります。
ひとつのツールで、 iPhone アプリも Android アプリも 開発 できる点が最大のメリットです。
※1：Xamarinは2024年5月にサポート終了になることが提供元のMicrosoftから発表されています。
Xamarinの後継は.NETマルチプラットフォームでクロスプラットフォーム 開発環境 が提供されることになっています。
４．まとめ
この記事では Android アプリ、 iPhone アプリを 開発 する際に必要となる
PCと 開発 ツール、 開発 言語 について解説しました。
PCに関しては求められるスペックについても説明しました。
具体的にアプリ開発を検討する際にはこの記事を参考にしてください。
ＳＩＡ では スマホアプリ 開発 のご依頼を承っております。
iOS と Android 両対応アプリ開発の実績も多数あり、
それぞれOS提供元が公式に推奨している開発環境での開発を得意としております。
ぜひお気軽にお問い合わせください！
