ユーザーとして スマホアプリ を使用する際、
セキュリティ 対策 を行っておくことが必須であることは多くの人が知っています。
しかし、発注者側、サービス提供者側になったとき、
どのような セキュリティ 対策 をすべきかがわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、 スマホアプリ を 開発 する際や
運用開始後にどんな セキュリティ 対策 をすればよいのかについてご紹介します。
1. スマホアプリ 開発 時に行うべき5つの セキュリティ 対策
・対策1: 暗号化通信 を用いる
・対策2:スマホアプリ の連携機能は信頼できるものに絞る
・対策3:アプリのログインの設定を工夫する
・対策4:開発用PCのログインの設定を工夫する
・対策5:古いバージョンのOSには対応させない
2.まとめ
1. スマホアプリ 開発 時に行うべき5つの セキュリティ 対策
セキュリティ 対策 を行っていない スマホアプリ で起こる主なトラブルは、
ユーザーが不正アクセスの被害を受けてしまう、
スマホアプリ 自体が不正アクセスを受けてしまう、
スマホアプリ を介してユーザーの端末がウイルスから攻撃を受ける、などがあります。
ユーザーの銀行口座からお金が不正に引き出される、
クレジットカードを不正利用されるという実質的な被害を受ける場合も問題ですが、
個人情報の流出と言う実質的な被害がない場合でも不安感は高まり、会社の信頼性を損ねます。
スマホアプリ に十分なセキュリティ対策がとられていないと、
脆弱性を利用され、さまざまなトラブルを引き起こしてしまうことがご理解いただけたでしょうか。
それでは、 スマホアプリ を提供する側としてどうすれば セキュリティ を強化し、脆弱性を解消できるのでしょうか?
ここからは、 スマホアプリ 開発 時に行うべき セキュリティ 対策 を5つご紹介します。
対策1: 暗号化通信 を用いる
データを暗号化せずにオンラインでやり取りしてしまうと、
不正アクセスや情報漏洩につながる可能性があります。
SSLとTLSというデータを暗号化して送受信する仕組みを取り入れることで
インターネットを通じて入力された情報を暗号化することで
パスワードや住所、クレジットカードの番号といった機密情報を第三者に盗み見られることを防ぐことができます。
情報漏えいによる不正アクセスを防ぐことができるため、 スマホアプリ への 暗号化通信 の導入は必須です。
暗号化通信 の重要性は、GoogleがWebサイトの評価基準にしており、
ユーザーを守るため、SSLやTSLを実装しているWebサイトを高く評価しているのです。
Webサイトと同様に スマホアプリ もユーザーを守るための対策がある方がユーザーも安心して利用できます。
特に、クレジットカード情報や個人情報の入力を求めある スマホアプリ は、
暗号化通信 で安全にやり取りできる環境を整えることが必須と言えます。
対策2:アプリの連携機能は信頼できるものに絞る
スマホアプリ は連絡先や位置情報、カメラなど、さまざまな端末にある機能や情報との連携が可能です。
例えばカメラアプリであれば、位置情報との連携の権限を許可することで、
写真を撮影した場所をマップ上にプロットするアプリを提供できます。
連携機能を充実させた スマホアプリ も数多くリリースされています。
ユーザーにとっても便利で、制作側にとっても開発期間を短縮できる機能です。
ただ、不要であるにもかかわらず、むやみに スマホアプリ に連携する権限を付与してしまうと、
ウイルスの感染や不正アクセスに利用されてしまうリスクがあります。
さまざまな機能と連携できるのは便利であるものの、それが原因でマルウェアに感染してしまうリスクもあります。
セキュリティ リスクを高めないためにも、必要な機能を改めて確認し、連携する機能は最低限のものに絞りましょう。
対策3:アプリのログインの設定を工夫する
不正アクセスを防ぐには、ログイン情報を盗み取られない仕組みを作ることが一番です。
クレジットカードの番号や金神情報の入力が必要なアプリなどでは
起動時にパスワードの入力を求めるようにすることで、不正アクセスの防止につながります。
アルファベットと数字のパスワードでは覚えやすいものを設定してしまいますし、
悪意ある人も名前と日付の組み合わせからの類推で突破してしまいます。
そこで、アルファベットには一つ以上の大文字を入れる、記号も含めるなど、
より秘匿性の高いパスワード設定を求めることで セキュリティ リスクは低く抑えられます。
対策4:開発用PCのログインの設定を工夫する
ユーザー側の対策も必要ですが、 スマホアプリ 開発 の段階で対策できることもあります。
仕事で使用するPCはパスワードの入力を求めるものがほとんどでしょう。
しかし、パスワード入力を必要とする スマホアプリ であっても、
長時間ログインできるようでは セキュリティ 対策 が不十分です。
そのため、開発用PCは以下のような対策をするのも セキュリティ 対策 として有効です。
・ スマホアプリ 開発 で使用するPCにはログイン設定する
・ 開発 環境の起動時に都度起動用のパスワードを要求する
・ 一定時間が経過するとログインを無効化する
・ パスワードの有効期間を一定の時間に設定する
・ 使用したことのない端末からログインがあった際、メールで通知する
これらから、開発を希望する スマホアプリ に適切と思われる 対策 を検討してみましょう。
対策5:古いバージョンのOSには対応させない
バージョンの古いOSでも スマホアプリ を使えるようにしておくことが親切である、
ユーザーのためになる、と考えていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、バージョンの古いOSは、OS自体の セキュリティ リスクが高いことが知られています。
PCでも セキュリティ 対策 のためにOSをアップデートすることは聞かれたことがあると思います。
スマホでも同様です。
そのため、ある程度新しいバージョンのOSにのみ対応するようにして、
OSのアップデートがあった際には都度アプリも最新版に更新することが望ましいです。
スマホアプリ 側で最新OSへのアップデートを促すことによって、
ユーザーも古いOSのまま使い続けるということがなくなり、
ユーザーの端末そのものが安全に使われるというメリットもあります。
2.まとめ
この記事では スマホアプリ を 開発 する際や運用開始後に必要な セキュリティ 対策 について解説しました。
スマホアプリ の脆弱性を利用されてトラブルが起きた場合、ユーザーに迷惑がかかるだけでなく、
アプリからサービス提供する企業の情報が盗まれる可能性もあります。
ユーザー側も一定の セキュリティ 対策 は必要ですが、サービス提供者がするべき 対策 もあります。
セキュリティ 対策 を行うことはユーザーのみならずサービス提供者も守ることができます。
スマホアプリ の 開発 を外注する際はこの記事を参考に セキュリティ 対策 についてもしっかり検討してください。
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