業務システムのWeb化とは?
業務システム を Web 化する、などの表現、よく見かけるようになりましたよね。
しかし、いまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では業務システムのWeb化とはどういうことか、
今までと何が違って、何が良くなるのかについて解説します。

 1. システム の Web 化とは

2. 業務システム の Web 化とは

3. 業務システム の Web 化のメリット

・ メリット1:ユーザーの環境構築が容易

・ メリット2:保守・管理がしやすい

・ メリット3:会社外部からもアクセスがしやすい

・ メリット4:様々な端末からアクセス可能

 

4.まとめ

1. システム の Web 化とは

通常、ネットワーク経由で利用するサービスやシステムは
専用のアプリケーションをPCにインストールした状態で使用します。
Web 化とはこのような システム をインターネットを使って
Webブラウザ で利用できるようにすることを言います。
Web システム はインターネット環境さえあれば、どこからでも Webサービス を利用できます。

 

2.業務システムのWeb化とは

業務システム の Web 化とは、これまでPCにインストールしていた 業務システム を
Web アプリケーションにし、 Webブラウザ から操作可能にするようシステム構築ことです。
これにより、専用ソフトのインストールが不要となります。
PC、スマートフォン、タブレットには標準的に Webブラウザ がインストールされているため、
インターネットに接続可能な環境であれば、どこでも Web 化した 業務システム を利用することができます。

技術の進歩や働き方の多様化で業務にPCのほか、スマートフォン、タブレットが利用されるケースが増え、
社内のみならず外出先や自宅にいてもて 業務システム を利用できます。
さらに、業務効率化の観点から、インストールなどの手間が要らない Web 技術で
社内の システム を導入する企業が増えています。

 

3.業務システムのweb化のメリットとは

業務システム を Web 化することで得られるメリットは、全部で4つあります。

メリット1:ユーザーの環境構築が簡単

先ほども少し説明したように、かつての 業務システム は
専用のソフトウェアをPCにインストールして利用していました。

しかし、このやり方で問題なのは、
ひとつひとつの端末にソフトウェアをインストールするので、
不具合や機能追加などで更新するたびに
すべてのPCでソフトウェアの更新をしなければならないことです。
全員がこの作業を行わなければ、あるPCでは使える機能が、
別のPCでは使えないといったことが起こりえます。
Web 化することで全パソコンにインストールや更新する作業が不要のほか、
データやプログラムをサーバーで一括管理できるため保守がしやすいのもメリットです。

運用開始後は、ユーザーが使用するパソコンのOSやOSバージョンの違いによる
不具合のリスク、OSバージョンとシステムのバージョンのマッチングによる懸念も
インストールして使用するシステムと比べると圧倒的に小さくなります。

Web 化することでプログラムを Web サーバーのほうに置くことができるので、
Web サーバーのプログラムを直せば全端末にすぐ反映されるようになります。
そのため、インストールやアップデートを各々で作業する必要がなくなります。
機能追加や不具合修正も簡単にできるようになります。

メリット2:保守・管理が簡単

既に述べたように、 業務システム を Web 化すれば、時間的にも経費的にも削減につながります。
クライアントPCのメンテナンスが不要になり、サーバーの管理だけで済むようになるからです。
つまり、これまではクライアントPCの台数が多いほど、
インストールや管理作業に経費が発生していたことになります。

Webシステム はクライアントPCにデータを保持しません。
Webブラウザ からアクセスして、サーバー上のプログラムやデータを閲覧・編集します。
ですから、プログラムを修正したいときは、
サーバー側で作業するだけで機能の修正、追加、アップデートが可能になります。

メリット3:会社外部からもアクセスしやすい

2000年ごろまでは仕事で使用するPCはデスクトップ型のものが主流でした。
そのため、PCは机の上に置いておくというスタイルが一般的でした。
ノートPCの軽量化・高速化によって業務用のPCもノート型のものの使用が広まり、
営業のように社外で業務を行うことが多い人は
PCを社外に持ち出し業務出来るようになりました。

この動きと並行して Web 技術も発達し、
社外からの 業務システム へのアクセスのニーズも高まってきました。
そのような流れもあり、 業務システム の Web 化も広まり、
会社外部からもシステムへアクセスしやすくなりました。

メリット4:様々な端末からアクセス可能

上でも説明したように、かつては机の上にデスクトップパソコンを置いて仕事をするのが一般的でした。
そのため、PCしかインストールできない 業務システム であってもそれが当然でした。
タブレット、スマートフォンなどの端末では利用できません。

しかし 業務システム を Web 化すれば、インターネットからアクセスできる環境であれば、
PCのほかタブレット、スマートフォンからも利用可能となります。

今では社内ではノートPC、社外ではスマホのような使い分けや、
全社員がタブレットのみ使用する企業も出てくるなど、
端末自体も 業務システム を使用する場所やシチュエーションも増えています。
業務システム が Web 化することでさまざまな端末から見られるようになりました。
それにともない、営業など社外で行う 業務 も システム 化できるなど、
ビジネスの場は大きく広がっています。

 

4.まとめ

この記事では 業務システム の Web 化とはどういうことか、
今までと何が違って、何が良くなるのかについて解説しました。

確かに!と思うことや、そういうことね、と思うこと、
さまざまあったのではないでしょうか。
業務システム の導入を検討される場合はこの記事を参考に、
より明確なイメージを持って進めてくださいね。

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